真空の業界では、油回転式真空ポンプが一般的

真空の状態が普通に見られるのには、平滑で面積の広い板物(例えばガラス板)を、2枚合わせて垂直方向に剥がそうとすると、初めは剥がれないでくっ付いてきます。 
此れは2枚の板の隙間が真空状態になるため剥がれないんですね。
それでも、次第に隙間に空気が入ってきて、つまり、初めは減圧された状態になり、更に、通常の空気が入り込んだ時に、剥がれて落ちます。

真空ポンプは、この減圧状態を作るためのポンプです。
空気中には、つまり、大気中の成分比率は窒素78%,酸素21%,他に二酸化炭素などとされています。真空ポンプでは、この中に含まれている窒素や酸素の割合を減らしてしまうのです。
つまり、この二つの気体が減った分だけ真空になったといいます。真空の割合ともいいますね。

このように、真空を造り出すのに真空ポンプが必要で、いろいろな業界で使用されています。 
一般的な真空ポンプは「油回転真空ポンプ」といわれるものです。
このポンプは油、オイル(潤滑密封オイル)を上手に利用していて、回転用と密封用との二つの要素が使用できていて、回転部の動きを滑らかにしたり、真空にする為の高い排気性能を実現し、更に、大氣の侵入を防ぐ為のオイルシールの役目をしているのです。

即ち、大気圧から高真空領域まで能率的に作動できるポンプの一つで、高真空、排気性能が安定して得られる信頼性の高いポンプといわれます。

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